肩頭 セット頭オーバー
南東の風 やや弱め
台風5号の影響により、鴨川全域にグランドスウェルが入っています。かなりサイズと波のボリュームがありますが、河口と更にはシーサイドまでサーフィン可能となっています。
流れ込みが強い中、上手くゲットをしてポジショニングをキープすることが出来れば極上な波をゲット出来ると思います。この様なコンディションでは太めのサーフボードを積んで海に来てください!
ショートボードの割合が多いですが、ショートボードはサーフボードのラインナップの中でも特殊なデザインなので、これからのサーファーはビッグボードを手にすることをオススメします。
海外に出るとビッグボードは当たり前のサーフィン道具ですが、関東のサーファーの割合は本当にショートボードが一際目立ちます。苦しいボードでサーフィンをするのは、ある意味でステイタスな部分もあるかもしれませんが、太目のボードでクラシカルウエーブをがっちりとキャッチするサーファーは格好良いです!
台風5号は東に抜けて行く、予測なので今日と明日は勝浦のマリブポイントがヒットすると見込まれます。ただローカルとエキスパートなサーファーが多いので、しっかりとポイントチェックをしてから入水することをオススメします!
台風スウェルは水の量が多く、そしてパワーがもの凄い状況になります!通常のビーチブレイクのボードでは、この様に波に追いつけなかったり、ポジショニングをキープすることが大変になって来ます。
最低でも2インチは上げて行くとサーフィンの幅が広がり、レベルアップにも繋がります。また長いボードを乗ることで、スロープからのボトムターン、またテイク・オフポジションが磨かれて行く事でしょう。
海を知り、波を知り、経験豊富なローカルサーファーの松本克也プロ。かなりの確率で奥のレフトブレイクの波を攻めていました!。
鴨川殿下のボトムターンは今尚健在です。良く僕自身もボーイズの頃はサーフィンを教わっていました。しかし、怪我に見舞われたシーズンが続いてコンテストシーンからいっときは離れたものの、ホームブレイクでは当時の風格を漂わせるサーフィンをここ数年間に渡り、繰り広げていると同時にライフスタイルも充実した、お手本になる先輩サーファーです。
この数十分で刻々と変化する海。
河口のテトラ横からわれるライトブレイク。
一本一本違いますが、中には極上の波がありました!
この様に、天気図を確認して台風予想進路を確認して、ポイントの地形などの要素からヒットする波を予測して行きます。サーフィンを楽しむには、やはり回数をこなして経験値を積み上げていくゆく他はやはりありません。
ここまで海を知る事はサーフィンを始めるサーファーにとって大事な事だと思います!サーフィンは波が無ければ出来ず、波に乗りたいからサーフィンになります。だからこそ海と波を勉強することがとても大切な事に繋がります。