MWSURFSHOP 10:00オープン前に、まるごみ運動が開催され、街の人達がたくさん前原海岸へと集まってました。この様なイベントに対して全くサーファーの関係者が見当たらなく、少し残念な気持ちが正直有りましたが、これはこれで、それぞれの考えがあるとプラス思考に受け止めて、サーフィンクラブでもビーチクリーンは開催しているし、役割り分担だと認識しました。
だが、街の方達がビーチクリーンをしてくださっている所を見て、僕は素通りする事なんて出来ず、現場に立ち寄り、「サーファーですがお手伝いさせて頂いてもいいですか?」と近くに居た年配の方に声を掛けたら「お願いします!」と声を頂き参加をさせていただきました。そうしたら、その方も以前、茨城でサーフィンをして居たとおっしゃられてビックリしました!しかし、サーファーの増加によるポイントパニックに阻まれて、あえなくサーフィンから離れてしまったそうです。とても残念に思いました。
サーファーを知らない方は、日本中を探しても居ないくらい有名なスポーツです。ただ非常に繊細であるスポーツなことが、確かであると見えて来ました。何事も良い部分と良くない部分があるからこそ、そこには価値がある。良い波を掴むか掴まないかは、全て自分次第と言う事に繋がって来ます。
やはり、これだけの地元住民の方々が、海に携わってくださっていることを考えると、夏の散らかったビーチは環境問題のひとつである事は、間違い有りません。みんなが老若男女問わず、自然を愛してくれることは、心の栄養に繋がります。企画、ボランティアで活動してくださった関係者の皆様には感謝したいですね。これからの未来に向けて、再度、良い経験をさせて頂きました。
そうそうたる方達の中で、もちろん知り合いの方々にも遭遇したりと楽しい時間でした。掃除をされてる方の中には、木や海藻まで拾っている人も居たり、それは〜とは思いましたが、それぞれのメンタルがあると思うので黙って居ました。これだけの人数でビーチクリーンをした結果、めちゃくちゃ綺麗になりました。
中にはウエット姿でビーチクリーンのお手伝いに参加していたサーファーの姿もあり、地元の僕としては嬉しい気持ちになりました。自分が住む地域や国で無くとも、自分が何かに貢献させて頂けることは有難いことです。僕も以前、ハワイのノースショアでベルジーランドからパイプラインまでのビーチクリーンに参加させて頂いた事があり、あのビーチクリーンは衝撃的でした。夢の南の島の世界に浮ぶ島。パラダイスを自分の手で綺麗にしたんだって思うだけで、心が満たされました。人間はどっちに進むかで大きく心境が変わって行きます。出来ることなら、暖かい気持ちで生活が出来ると良いかもしれませんね。きっとサーフィンにも影響してくるはずです。