前原海岸 シーサイドポイント5:28 膝〜モモ位
通称ビックリポイント、又はジャイアンポイントと言う、MWビーチハウスの真正面です。約25年前にテトラポットが入りたての頃にローカルの間では、この様に呼び名がつけられて来ました。僕自身が初めてサーフィンをしたポイントのピークです。そして地元ローカルが最も大切にしているシーサイドエリアの中心部です。時代の変化によりビジターの方も多く入り初めて来ましたが、生粋の地元サーファー達が愛して来たポイントには変わりありません。この様に各ポイントには必ずストーリーがあり秩序が存在致します。これを知るのと知らないのでは貴方のサーフィン人生を大きく左右する事をお忘れなく。この様なサーフポイントでは確実なローカルショップからのエントリーをオススメ致します。
潮の満ち引きにより、大きく状況が変わる海と波はサーフィンをするタイミングが重要です。良く潮の流れや波を観察して、またどの様なメンツがサーフィンをしているかを確認する事をお忘れなく。サーフィンで1番大事なことはリスペクトです。上手い下手に関係なく、周りを尊重してローカルリズムを掴む事が出来れば格段にレベルアップに繋がります。
シーサイド左側は昨日同様に、岸寄りでブレイクする早い波がほとんどでビジターサーファーの方達は苦戦しておりましたね。この様なコンディションではパドル力を上げて波のスピードに食らいついて行くか、小ぶりの波をチョイスして型の綺麗な波を探すかのどちらかになります。
波のチョイスにより選ぶサーフボードは大きくくわります。同じポイントの中でも無数の種類な波があり、幅広くサーフィンを楽しむ事ができる事をお忘れなく。波は大小問わず、質(クオリティー)が大事になって来ます。これを見極める事が楽しい時間です。これを見極めて波を読む事が出来たならば貴方のサーフィンライフは別格になって行きます。
良い波を追い求める余り、周りへの配慮をお忘れなく。これも1つのキーポイントです。強いだけがサーフィンではありません。優しい心を持って穏やかにサーフィンをすると、リラックスで来てサーフィンがまたひとつ変わってゆきます。
全てはタイミング。波も人も。少し自分が変わるだけでアクシデントは避けれるし、嫌な気持ちになる事もありません。必ずどこのポイントにもキーマンがいる事を心得る事が出来たらベストです。プロの世界でも超重要な要素なひとつです。
鴨川河口の波 5:38
鴨川で波が小さい時に、最後にブレイクする通称河の中です。ひと昔前ではシークレット的なピークでしたが、その名残りはもうありません。本当に狭いポイントなので挨拶はきちんとしてサーフィンを楽しみましょう!
波はとても綺麗で繊細です。横から手を出して波を崩してしまうと優先的に乗ってくるサーファーのライティングの妨げとなり、アクシデントの火種になってしまいます。河口の波はチューブになる波も多く、サーファー同士のスキルが問われるポイントです。もし自信がないようなら左右の優しい波からのエントリーがオススメです。
以上、サーフィンを安全に楽しむ為の初級〜中級者に向けたMWSURFSHOPの渡辺将人プロが解説する、鴨川サーフィン講座でした。
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渡辺将人